プレミアムフライデー(笑)
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プレミアムフライデー=上級国民限定の制度
導入初めでこのオワコン感って一体なんなんだろう。
過去に
・「ゆう活」
・「サマータイム」
・「フレックスタイム」
ほかにも様々な働き改革が実行されてきたがなぜかあまり浸透してこなかった。
今回のプレミアムフライデーも導入企業は日本企業に0.1%でしかない。
実態にあっていない・需要のない制度を実行してもあまり意味がないのはわかる。
なぜこんなに実態に関係ない制度が実行させたのだろう。
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そもそも制度化とは効率化・合理化・安定化のためにある。
今の日本の労働環境は、
定時がある固定時間制と作業量でみる裁量労働制のジレンマ状態である。
本来ならば定時になれば帰宅していいはずなのが作業でみているからなかなか帰宅できない。一方で作業が終わっているのに定時までいなくてはならない。その間に新しい仕事が入る。
このジレンマを解決するための制度だったら大歓迎だが、過去も含め今回のプレミアムフライデーも適ってない。
制度化とは問題を解決または物事を効率化・合理化・安定化するためにある。
ここでは「働きやすくする」と言いことだと思う。
今回のプレミアムフライデーが無意味なのはこの「働きやすくする」するための制度ではないからだ。
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天を廻らせ戦局を逆転させる。
これは太平洋戦争末期の人間魚雷・回天の名前の由来である。
硬直した戦局を打破するために発案実行された回天。
ある程度の戦果は挙げたが戦局を打破するまでには至らなかった。
過去の労働改革や今回のプレミアムフライデーにかなり近いのではないかと考える。
悪化していく経済や労働環境を変えるため実態のそぐわない必殺(イノベーション)で現状を打破しようと様々な改革(笑)試みる。
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プアなイミテーションより優れたイミテーション。
日本人は、ヒーローやイノベーションパーソンを求めがちなような気がする。
今の環境を圧倒的パワーで改善してくれるモノコトを期待する。
問題を一気に解決しかければならない。
むしろ
問題は一気に解決されるべきだ。
そこにいろんな思惑が絡まって出てきたときには実際とかけ離れてしまう。
それよりも定時退社・有給消化など当たり前が当たり前にある世の中の方が良いなのではないでしょうか。
月末に半ドンになるよりそっちのほうがより良いのではないしょうか。
問題解決から問題解消へ身近なコトから手を伸ばせばいいのではないかな。
みんなの願いが改善されるような制度が実行されるといいな。